叙述トリック、社会派、本格推理まで。ミステリー初心者にもすすめやすい名作を集めました。
ミステリーと一口に言っても、犯人当てを楽しむ本格推理、動機や社会を描く社会派、驚きの仕掛けを味わう叙述トリックなど幅があります。ここでは映像化作品や受賞作を中心に、最初の一冊にしやすいものから並べています。
映像化されていて登場人物が追いやすい『容疑者Xの献身』や『告白』が入りやすいです。トリックの驚きを味わいたいなら『イニシエーション・ラブ』も短く読めておすすめです。
本格は犯人・トリック・手がかりの論理を中心に楽しむタイプ、社会派は犯罪の動機や背景にある社会問題を描くタイプです。『十角館の殺人』は本格、『火車』は社会派の代表例です。
文章の書き方そのもので読者を誤解させる仕掛けです。人物の性別や時系列、視点などを地の文で意図的に伏せ、結末で認識がひっくり返ります。
多くは各巻で事件が完結するため一冊目からでなくても楽しめますが、探偵の背景を追いたい場合は第一作から読むと人物像が深まります。